haccii 808は重症心身障がい児並びに親御様のフォローとケアーを行う『プロ集団』です。

Haccii 808とはabout Haccii 808

BACKGROUNDHaccii 808の開設に至った背景

 三重県内の重症心身障がい児童数を調査すると実に県内の約7割がこの北勢地域にお住まいになられています。理由として考えられることは、肢体不自由のある児童・生徒を主軸とした特別支援学校は県内にはまだ少なく、その中でも北勢きらら学園は重度の障がいをお持ちの児童・生徒が多数在籍され、県内の肢体不自由児の特別支援学校の中では群を抜き医療需要が高いお子様が多い為と考えます。また、西日野にじ学園並びにくわな特別支援学校が開設され、知的障がいをお持ちの児童・生徒も多数この地域にお住まいになられていることも理由として考えられます。そして、地の利として名古屋圏の総合病院へのアクセスが良い点と三重県内の主たる総合病院が北勢地域に集中していることも理由の一つと考えます。

 また、ご自身のお子様が重症心身障がい児である為、よりよい支援を受ける為に親御様自身も転職をし、この北勢地域に引っ越しまでされてこられた方も多数おられるのが現状です。しかしながら、民間企業主導型にて児童発達支援を行う施設数は比較的多いものの、重症心身障がい児専用の施設は殆どなく、需要に対して供給が追い付いていないことも現状の課題として挙げられます。

 重症心身障がい児が安全・安心して施設利用して頂く為には、専門的な知識や豊富な経験を有した人財の常駐が必須です。しかし、上記のような人財を育成する為には長期的なスパンにて重症心身障がい児の支援・教育を行っている専門機関での学びや経験が必要であり、人財育成に時間がかかることも重症心身障がい児専用施設の普及が進まない要因だと考えます。

 現在日本国政府は、住み慣れた地域で住民同士が相互に協力し支えあう「地域包括ケア」体制の構築を提唱しております。内容と致しましては、各中学校区に核となる施設をつくり、地域にある病院・社会福祉協議会・自治会・民生委員等の『社会資源』となる皆様と連携を図り、相互に支えあう組織体制を推進しております。

 そこで、特別支援学校等の勤務経験豊かな有識者、医療機関にて重症心身障がい児への医療的ケアを実際行っていた経験者、自身のお子様が重症心身障がい児である親御様、医療・介護業界にて経験と実績を積んだ経営者、この四者と『社会資源』となる皆様との連携を密に図ることにより、親御様だけで子育てを行うのではなく、地域一体となって子育てができる環境の整備が今まさに必要だと考えます。

 上記のように重症心身障がい児に特化した施設建設と経験豊かな人財にて施設を運営することにより、安全・安心な施設運営に繋げることは勿論のこと、四日市を基軸とした北勢地域の重症心身障がい児とその親御様の心の拠り所となる施設を創り上げることこそが、広域的な社会貢献に繋がると考え本事業の立案に至りました。

ORIGIN OF THE COMPANY NAME社名の由来

株式会社HACCHI SMILE

重症心身障がい児専用施設であるHaccii 808をご利用されるお子様や親御様並びに各種専門連携機関やご協力者の皆様(社会資源)、そして施設職員も含むすべての人々が笑顔に溢れ幸せで輝かしい人生を送って欲しいという願いのもと株式会社 HACCHI SMILE(ハッチ・スマイル)と命名させて頂きました。

ORIGIN OF THE Haccii 808 NAME事業所名 Haccii 808の由来

エピソード1

ミツバチは、昔から世界中において幸せを運ぶ象徴として神聖視されています。そして、ミツバチは親が子どもの面倒を見るのではなく、全員で大切な子どもたちを育み、成虫になっても共に生活し大きな巣を形成致します。そんなミツバチ役を我々が担い、親御様の子育ての『伴奏者』としてお手伝いをさせて頂きたいという想いが込められています。

エピソード2

蜂の巣の六角形は三角の集合体で形成されている為、非常に強度があります。また、縁起の良い形として日本古来より建築にも多く取り入れられています。例えば法隆寺にある六角堂等もその代表的建築物です。
そんな意味において我々の施設が、『第二の我が家』として重症心身障がい児の有事の際にシェルター的な役割を果たすと共に誰もが気軽にお立ち寄り頂け、親御様にとっても頼りがいのある存在でありたいという願いが込められています。

エピソード3

Haccii 808(ハッチ)を別表記の英語に変換すると「Hatch」となります。意味は色々ありますが、「羽あげ式の扉」・「孵化」(卵から返る)等が代表的です。これを人に喩えるのであれば、子どもたちがこの世に生まれた時から『無限∞の愛』を注ぐと共に温かく見守り、成長の過程においてたくさんの「経験」や「感性」という扉を自らの力で開けて欲しいという想いも込められています。

エピソード4

数字表記の「」は末広がりであることと一筆書きができる為、ご縁が切れないという意味もあり、ミツバチや蜂の巣同様に「幸せ」と「繁栄」の象徴としてよく使用されます。よって、Haccii に携われるすべての方との良縁が切れることなく、末永いお付き合いをさせて頂きたいという願いが込められています。
また、数字の表記の「」は、「」を我々と考え、真ん中の「」を、施設をご利用されるお子様や親御様と捉え、常に寄り添い二人三脚にて子育てを行いたいという想いが込められています。